北海道で利用できる不動産担保ローンは?

北海道は人口密度が低く、広大な土地があるエリアです。また、観光地としての開発も進んでいますので、これからさらに不動産開発がなされていき、価値が上昇することが見込まれています。

こうしたことから、不動産投資のための資金を不動産担保ローンで調達して、資金を有効活用することに注目が集まっています。北海道でも借りられる不動産担保ローンがいくつもありますので、自分に合ったプランを見つけて利用したいものです。

たとえば、北海道での営業をメインとしている北海道銀行では、「道銀アパートローン」という名称で不動産担保ローンを実施しています。このローンを利用する条件としては、まず満20歳以上71歳未満という年齢制限があります。融資の用途としては、新たに不動産を購入するためとなっていますが、アパートの新築だけでなく増改築や修理などにも利用できます。

また、不動産購入に利用している他行のローンをまとめて借り換えることも可能となっています。さらに、土地の購入資金にも充てることができますが、土地だけの購入には対応していないということを覚えておきましょう。建物を建てることが前提条件で土地を取得することが必要となるのです。

融資金額は350万円以上で、最高3億円となっています。返済期間は最大で35年となっていて、かなりゆとりを持って返済プランを立てられるのが魅力です。

ただし、アパートの構造によって最長返済期間が決まりますので注意が必要です。たとえば、鉄骨鉄筋コンクリート造りの場合は最大35年ですが、木造の場合は25年となっています。どんなアパートを建てるかということと、返済期間の関係を知り、上手に資金計画を立てていくことが肝心です。

この道銀アパートローンの利率は公表されておらず、ケースバイケースで決まっていくことになります。ある程度建築計画が進んだら、その内容を持って同行の窓口で相談してみると良いでしょう。

返済方式は元利均等返済方式と元金均等分割返済方式の2種類があって、これも相談の上決めることになります。団体信用生命保険に加入することができますので、万が一のケースが生じても安心できます。

北海道銀行の他には、札幌市に本拠を置く北央信用組合でも、不動産を担保として利用できるローンを提供しています。ただこの場合は、通常の融資とは異なりカードローンとなっています。その名称は「プレミア」というもので、継続的に融資を受けられるのが特徴です。金利は変動金利方式を採用していて、3パーセント台とお得な融資を期待できるのがうれしいところです。

不動産に第一抵当権を打てるのが条件となっていますが、低利率で100万円から500万円までのカードローン利用ができるので、使いやすい商品となっています。法人のみを対象としていて、一般個人向けの商品ではありません。

このように、地元の銀行でも、用途は限定されていますが不動産担保ローンを利用できますので、不動産投資などのために活用することができます。また、全国展開している銀行系やノンバンク系の不動産担保ローンも活用できますので、そちらも検討してみることができます。

たとえば、住信SBIネット銀行では、北海道にある不動産を担保として融資を行っています。300万円から最大1億円の融資が可能となっていますので、大きな投資をしたい時などは心強い味方となります。

北海道エリアに対応していますが、すべての地域の不動産を扱えるわけではなく、札幌や千歳、函館などの地域限定がありますので、事前にチェックしておきましょう。もし対象エリアとなっているのであれば、利率2.95パーセントから8.9パーセントと、お得に融資を受けられるチャンスですので検討する価値が十分にあります。

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